短期間で公開でき、地域統括会社の担当者が自ら更新し、訪問者も把握できる地域ブランドサイト
地域統括会社は、自社ブランドにふさわしいWebサイトを早期に立ち上げること、担当者が自らコンテンツを更新できること、訪問者を計測できることを求めていました。当社は、テンプレート化したCMS基盤で同社のブランドサイトを構築・運用しています。アフターマーケット部品ブランドのサイトに続き、現在はフリート(法人車両)事業のサイトに取り組んでいます。各サイトは実績のある基盤で本番稼働した後、アナリティクス、ソーシャルメディア、広告プラットフォームと連携し、地域統括会社のデジタルマーケティングの土台となります。
テンプレート化した1つのCMS基盤に載る地域ブランドサイトの数
2つ目のブランドサイトの構築期間(計画)。キックオフから本番稼働まで
- 顧客
- 日系自動車メーカーの地域統括会社
- 利用者
- 地域のマーケティング部門、ディストリビューター、車両オーナー、フリート車両の購入者
- 範囲
- ブランドサイトの設計・CMS構築・本番稼働・マーケティングと分析の環境構築・マネージドサービス
- 期間
- 2024年に部品ブランドサイト稼働 → 2026年からフリートサイトを構築中
- 体制
- プロジェクトマネージャー、テクニカルリード、エンジニア、UX/UIデザイナー、テスター

2つ目のサイトでのインフラテンプレートの再利用率。新規開発はブランド固有の機能のみ
マネージドサービスのSLAに基づく継続運用
地域ブランドに必要だった、早期のWebサイト立ち上げと計測の仕組み
地域統括会社は、多くの市場の顧客とディストリビューターに向けて自社ブランドを展開しています。アフターマーケット部品ブランドには、製品カタログを備えた公開サイトに加え、ディストリビューターがカタログ、リーフレット、バナー、販売ガイドブックをダウンロードできるログイン制のエリアが必要でした。また、地域統括会社のセキュリティ要件を満たしたうえで、マーケティング担当者がすべてを自ら更新できることも条件でした。
ただし、ブランドサイトは出発点にすぎません。地域統括会社は、訪問者を把握してソーシャルメディアや検索で再びアプローチすること、そして新しいブランドサイトを毎回ゼロから作らずに立ち上げることも求めていました。
時間がかかる個別構築
ブランドサイトを新設するたびに、一度済ませた設計、インフラ、セキュリティの作業を繰り返すおそれがありました。
IT部門頼みのコンテンツ更新
使いやすいCMSがなければ、カタログの更新や新しいリーフレットの掲載のたびに開発者の手が必要になります。
訪問者が見えない
アナリティクスや広告との連携がなければ、サイトをキャンペーンやリターゲティングに活用できません。
テンプレート化したCMS基盤を先に整え、その上にマーケティングと分析の仕組みを構築
最初のサイトはLaravelとNova CMSで構築し、災害対策とMulti-AZ構成のデータベースを備えたAWS環境でホスティングしています。公開カタログとディストリビューターエリアは、1つのCMSからまとめて更新できます。本番稼働後も機能追加を続けながら、SLAに基づいて運用しています。
基盤をテンプレートとして構築したため、フリートサイトは同じインフラ、セキュリティ、コンテンツ部品を土台にでき、新たに開発するのはブランド固有の機能だけです。アナリティクスとタグ管理は構築当初から設定しています。そのため各サイトは公開時点から計測でき、地域統括会社のマーケティングツールともすぐに連携できます。
部品ブランドサイト
- 2024年3月、公開カタログサイトを本番稼働
- 2024年4月、ログインと資料ダウンロード機能を備えたディストリビューターエリアを本番稼働
機能拡張と運用
- 年間SLAに基づくマネージドサービス
- 2024年11月リリース:QRコード読み取り、部品適合チェック、FAQ、問い合わせフォーム
基盤のバージョンアップ
- フレームワーク、CMS、ランタイムを更新
- 改訂したデザイン仕様を、以降のサイトのテンプレートとして採用
フリートブランドサイト
- 同じテンプレートから6か月の計画で構築
- 問い合わせの振り分け、ディストリビューター一覧、オファーの絞り込み、Cookie同意、GA4・GTMの設定
立ち上げの迅速化と、マーケティングに活きるサイト
ブランドサイトの構築に1年もかけるべきではなく、本番稼働で終わりにすべきでもありません。私たちはテンプレートから始めることで地域統括会社が早期に公開できるようにし、その後、サイトをマーケティング活動の一部に組み込んでいきます。
地域のブランド・マーケティング基盤へ
今後は、ディストリビューターとフリート顧客向けのログインエリアと、車種別のアクセサリー絞り込み機能を追加します。いずれも部品ブランドサイトで稼働中の仕組みを応用するものです。新たなブランドサイトも、同じテンプレートから立ち上げられます。
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